日常のハプニング

日常のハプニング

化粧下地を返されて、力が抜けた朝

両親が自分たちで買い物に行くようになった。ある日、代わりに買い出しへ。頼まれた化粧下地や美容用品を比較しながら2時間。へとへとで帰った翌朝、母が化粧下地を返してきた。介護は「手伝う」より「できることを続けてもらう」方が難しいと、買い物のたびに思う。
日常のハプニング

自衛隊並みの速さで、風呂に入った話

父は私が先に入るまで風呂に入らない。待たせまいと人生最速でシャワーを浴びたのに「出たか」の一言。お風呂の順番なんて些細なこと。でも本当に疲れるのは、いつも私が気を使い、合わせ、調整役になること。父への小さなイライラと、ちょっとの自省の記録。
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親の老いは、回覧板からやってくる

ずっと母が担当していた地域の清掃。ある朝「家族の代表として参加するのは自分だ」と突然気づかされた。存在しない探し物を続ける母を連れて、何十年ぶりかの地域清掃へ。親の老いは、こんなふうに日常のふとした場面からやってくるのだと実感した一日の記録。
日常のハプニング

買い物実験、初日

留守だった家📖 「親の介護シリーズ」を最初から読む📖 前回の記事:買い物の担当が変わっただけなのに、なぜかモヤモヤした話この記事は、上の話の続きです。昨日、「これからは自分たちで買い物に行く」と宣言した両親。一晩たって、今日はどうなったかと...
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買い物の担当が変わっただけなのに、なぜかモヤモヤした話

両親に買い物を任せることになった。負担は減るはずなのに、なぜか気持ちが晴れない。一晩考えて見えてきたのは、今の母に以前の家事は難しいという現実と、それを父がどこまで分かっているのかという不安だった。家事の境界線をめぐって考えたことの記録。
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親に買い物を任せてみることにした話

父の牛乳代をきっかけに、家の生活費の話をした。すると両親は「自分たちで買い物に行く」と言い出した。物忘れが増えてきた母に、買い物は任せられるのか。当たり前に回っていた家事に隠れた判断の多さと、親の自立をどこまで見守るかを考えた記録。
日常のハプニング

母の認知機能テスト、20点。境界線と言われた日のこと

薬の一包化をお願いするだけのつもりで、母の受診に同伴した。ところが診察室で母は自ら「物忘れが増えた」と訴え、長谷川式認知機能テストを受けることに。結果は20点、境界線。介護施設で働く看護師の娘が記録する、「親の介護シリーズ」第1話。
日常のハプニング

休みの日は、休みじゃない

看護師として働きながら、高齢の両親と暮らす40代の休みの日。朝の風呂掃除から始まり、犬の散歩、買い出し、作り置き、母の細々した頼みごと…。「介護」と呼ぶには早いけれど、確かに何かが始まっている、そんな等身大の日常を綴ったエッセイです。
仕事にまつわる気づき

送別会の日に、ぼんやり考えたこと

インドネシアの看護学生さん二人が、3か月の実習を終えて最終日。手作りのお菓子、ギター、童謡、「さみしい」と泣いた利用者さん。温かな送別会の風景と、施設の中で働く看護師として、ぼんやり考えてしまった複雑な気持ちを綴ったエッセイです。
仕事にまつわる気づき

職場との相性って、ある ― 短期間で辞めた看護師さんと、世間の狭さの話

新しく入った看護師さんの前職が、偶然にも私が8年勤めた昔の職場でした。たった2ヶ月で辞めたという彼女の話から、職場との相性や「合う・合わない」、働き続けることについて考えたこと。看護・介護の現場で働くすべての人に届けたい、世間の狭さをめぐるエッセイです。