日常のハプニング 「わたしもよう分かりょうらんのよ」と母は笑った
父は「お前が楽をしたいからじゃろうが」と言った。お弁当の宅配は契約に至らず、大きな喧嘩になった。それから私は、三割の力で料理をしている。母はもう作らない。私の作り置きとちくわとシーチキンを、皿に並べるだけだ。そんな母が、亡くなった祖母を探して姉妹に電話した。「わたしもようわかりょうらんのよ」。「親の介護シリーズ」第29話。
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