就職活動を経て、実際に働いてみて感じたこと

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要約

約1年間の就職活動を経て、給料と通勤のしやすさを重視し、現在の職場を選びました。
実際に働いてみると、オンコールや夜勤体制、清掃業務の方法、職場の運用ルールなどについて、いくつもの違和感を覚える場面がありました。

すべてを否定したいわけではありませんが、
「このやり方しかないのだろうか」
「別の選択肢は考えられないのだろうか」
と立ち止まって考えることが多かったのが正直なところです。

人は環境に適応できる一方で、無理を重ねると自分らしさを失ってしまうこともあります。
今回の経験は、働く環境を見極める目を養う過程だったと受け止めています。

就活の先にあった、新しい職場での現実

昨年から就職活動を続けてきました。
約1年間で、見学や面接という形で5つの施設を検討しました。

最終的に、給料と自宅からの通いやすさを重視して、今の職場を選びました。
これは、実際に働いてみて感じている、私自身の体験と考えを整理した記録です。
特定の施設を告発する意図はなく、あくまで一個人の視点として書いています。


入職直後に感じた違和感

入職して最初の2週間ほどは、日々さまざまな違和感に直面し、正直なところ気持ちが追いつかない状態でした。

入職初日に、出勤管理がタイムカードではなく、出勤名簿への押印であることを知りました。

オンコールについても、求人情報などに「オンコール5000円」と記載されていたため、最初から少し違和感はありました。
一般的には1回500円から1000円程度と書かれていることが多く、相場と比べると高額に感じたからです。

その後、実際には「1回」ではなく「1か月担当して5000円」だと分かりました。
担当期間中は、遠方への外出を事前に申告する必要があるそうです。

今振り返ると、疑問に感じたことはその場で口に出して確認したほうが良かったのだと思います。
質問されれば、相手も説明せざるを得ないからです。
一方で、質問がなければ、詳しい説明はなされないこともあるのだろうと感じ、そこにモヤッとした気持ちが残りました。

みなし残業代があることについても、入職前に明確な説明を受けた記憶はありませんでした。

しかし、入職して1週間ほど経った頃に、
「みなし残業が付いているので、忙しいときは少し残って対応してほしい」
という説明を受けました。その後は、10分から20分ほど残業する日が続いています。30分にも満たないため、なんとなく自分を納得させて、次第に慣れてきてしまいました。


清掃業務について考えたこと

清掃業務についても戸惑いがありました。

健康管理室の清掃は看護師が行いますが、すべての物品を廊下に出し、掃除機をかけたあと、床に膝をついて雑巾がけをする方法でした。
更衣室の清掃も、3日に1回の頻度で当番が回ってきます。

清掃そのものが問題なのではありません。
ただ、頻度や方法について
「柄のついたモップやウエットシートではだめなのだろうか」
「3日に1回でなく、もう少し間隔を空けても良いのではないか」
と考えてしまいました。

また、これらの作業を就業時間前や休憩中、就業時間後に行うよう指示された点にも、少し立ち止まって考えさせられました。


夜勤体制への疑問

夜勤体制については、面接の時点で「40人以上をスタッフ1人で見る」と説明を受けており、17時間拘束で1回7000円と表記されていたため、最初から「私は引き受けない」と決めていました。

新しい職場は、施設全体で外国人介護士の割合が高い職場です。

看護師でも特に気を遣う場面が多い夜、
状態の不安定な方や、入居されたばかりで環境に慣れていない方がいるにもかかわらず、
夜間に外国人介護士1名のみという体制が多くあることに、「本当にこれで安心なのだろうか」と疑問を感じました。

入居者本人にとって、またご家族にとって、その実態はきちんと説明されているのだろうか、と考えることもありました。


対応方針や運用面での違和感

利用者さんが興奮した際の対応方針についても印象に残っています。
キーパーソンに連絡して電話での説得をお願いしたり、付き添いを依頼したりすることはあるのかと尋ねたところ、「一度施設に入ったら、施設側が対応する」という考え方を説明されました。

責任を持つ姿勢は理解できます。
ただ、慢性的な人手不足が続く現状で、その方針を貫き通すことが本当に現実的なのか、考え込んでしまいました。

ナース専用のグループLINEがあり、終業後に必ずその日の報告を行う決まりがあることや、
休む際に所属部署と事務所の双方へ連絡が必要なことなど、
細かな運用面でも戸惑いを感じる場面はありました。

施設長はよく「みんなで考えて、意見はどんどん出してください」と話されます。
一方で、私には、施設長の考えに自然と誘導されていくように感じられる場面もあり、
必ずしも風通しの良さを実感できる環境ではないと感じることもありました。


適応と、その先にある思い

こうした出来事一つひとつについて、私はすべてを否定したいわけではありません。
ただ、「このやり方しかないのだろうか」「別の選択肢は考えられないのだろうか」と、立ち止まってしまう場面が多かった、というのが正直なところです。

最近は、慣れたのか、自分で感じないようにしているのか、以前ほど強い拒否反応はなくなってきました。
床に膝をついて雑巾がけをすることにも、最初のような嫌悪感はなくなっています。
(看護学生の頃、床はなにで汚染されているか分からないため、床に膝をつかないよう指導されていたこともあり、拒否感が強かったです。)

人間の適応能力は、本当にすごいものだと思います。

ただ、ここに長く居続けたいとは思っていません。
長居をすればするほど、自分のアイデンティティが少しずつ崩れていくような感覚があるからです。


就職活動を振り返って

次の職場を探すことも、新しい環境に一から入ることも、簡単ではありません。
就職活動が大変なのは身にしみて分かっています。

100点満点の職場はないと思います。
それでも、構造的に人を消耗させやすい職場が、想像以上に多いという現実を知りました。

今回の経験は、自分なりの「選ぶ目」を養う過程だったのだと思っています。
そう考えて、また前を向いていこうと思います。




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